はじめに
最近の住宅ローンには、8大疾病保障やビッグセブン(7大疾病保障)などがオプションとして用意されている住宅ローンが目立ちます。しかし、この付帯保障は、本当に使える代物なのでしょうか?ここでは、実際に実店舗で説明を受けてみた感想をレポートいたします。
実店舗の担当者の反応
正直、あまりこの付帯保障を全面に押し出してくる担当者はいませんでした。どちらかと言うと、進めてこないのが現状です。
住信SBIネット銀行「ミスター住宅ローンREAL」
担当者と話をしていくうちに、あまりお勧めできないとの雰囲気になりました、3大疾病保障の方が実際に使えているようです。12ヵ月以上の入院になって残債0(ゼロ)となったケースは片手で数えられるくらいだそうです。この数字は私にとっても衝撃的でした。
三菱東京UFJ
担当者は「使えないので、うちで他の保険をご紹介します」と言ってきました。担当者から「大抵の病気は長期入院にならない、長期入院となるのは介護状態にまでなってしまった場合なのでは?」と言われました。確かに私もそう思います。この付帯保障は50代になると保険料が跳ね上がり、月々1万円を超えて来るので、現実的ではないのでしょう。
みずほ銀行
担当者は勧める訳でもなく、否定するでもなく、窓口担当者としてはあたり障りのない対応でした。まぁ、これが標準的な窓口対応なのでしょう。
私の結論
私の個人的な結論ですが、この手の褒章はあてにしない方が良さそうです。金利や月々の出費を比較的抑えたまま付帯させることが可能なので、私も最初はこの手の保障の方が良いと思っていました。しかし、実際に実店舗を回ってみて、各担当者の話を聞いてみて、無駄な出費だという結論に至りました。
<結論>
8大疾病保障は、実際入院したときのお守りくらいにしか考えられない
8大疾病保障を付けずに、共済、掛け捨ての保険で月々返済分を補償した方が安くすむ(月々2000円程度)
付帯保障を付けるのであれば「3大疾病」とする(日本人の2人に1人がガンになるという数字もあります)
あくまで個人てな結論ですが、実際に担当者の声を聞いてみて私が得た結論です。是非参考にしてみてください。
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